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繧繝彩色
[読み] うんげん さいしき
[始年] 発祥年未詳
[Y1] 642年(初唐)、敦煌壁画220窟にも見られる(日本の美術5)建築、絵画、工芸などの彩色技法のひとつで、同一系統の色彩を濃淡の順に区切り乍ら塗る技法。暈しは用いない。初現はそれより古く、西域のモザイクや綴織(つづれおり)等。
[Y2] 763年頃建立の、奈良栄山寺八角堂柱絵他、奈良、平安時代仏画に見られる。又、二組の補色関係にある繧繝彩色の布を用いたものを繧繝縁という。
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