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浮絵
[読み] うきえ
[始年] 18世紀前半
[Y1] 西欧の遠近透視画法を用いて距離感を強調した絵。近景が浮くように見えるため称す。画面中央が凹むため「くぼみ絵」とも称す。
[Y2] 1740年頃、に現れ、延享(1744年、48)頃には一般化した。
[Y3] 奥村政信(1686-1764)は「浮絵根元」と称す。
[Y4] 室内描写に浮絵を使用、室外は従来画法で不統一。
[Y5] 歌川豊春(1735-1814年)により改良。浮絵は後の浮世絵風景版画発展の先駆的役割を果たす。
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