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神道美術
[読み] しんとう びじゅつ
[始年] 5世紀頃からか
[Y1] 神道美術には社殿などの建築、神像などの彫刻、神像図や神道曼荼羅、神社縁起絵巻などの絵画、御正体(鏡)・剣・玉等の御神宝や神輿などの工芸が含まれる。
[Y2] 古墳時代も祭祀遺跡はあるが、一般には5世紀の社殿神道成立後を指す。
[Y3] 7世紀末、神仏集合で神社に神宮寺が付属し、神像も必要となった。
[Y4] 9世紀には大神神社神宮寺の菩薩神像や松尾大社の男神像がある。
[Y5] 平安後期の本地垂迹説の影響で発達、鎌倉・南北朝時代に最も遺品が多い。
[Y6] 遺品には仏像を線刻した御正体図や、那智滝図のような神影図、仏が神に権現した僧影向図、神社曼荼羅などがある。
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