目次へ | トップへ

瀟湘八景図
[読み] しょうしょう はっけいず
[始年] 11世紀後半
[Y1] 960-1126年(北宋)の文人、宋迪が開始した説がある、中国湖南省洞庭湖の南、瀟水と湘水の合流する景勝地を画題とする山水画。八景は以下の通り。山市晴嵐、漁村夕照、遠浦帰帆、瀟湘夜雨、煙寺晩鐘、洞庭秋月、平沙落雁、江天暮雪。
[Y2] 1280-94年頃活躍の牧谿、1279-90頃活躍の玉澗をはじめ、名作が多い。
[Y3] 15世紀後半活躍の祥啓、相阿弥(-1525)、16世紀活躍の雪村(-1589頃)など、日本の水墨画でも流行。日本の景色に合わせ、近江八景、金沢八景図も流行した。
[URL] 主題分類へ