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創作版画
[読み] そうさく はんが
[始年] 19世紀後半
[Y1] 1897-1906年(明治30年)代の終わりから大正期にかけておこり、第二次大戦直後までの半世紀間、日本の版画界を風靡し、主流となる。自画、自刻、自摺を骨子とする、クリエイティブなオリジナル版画をつくろうという創作版画運動、あるいはそのコンセプトのカテゴリーの中で作られた版画のことをいう。それまで浮世絵が独占してきた木版の伝統を近代的に再生させたものと見ることもできる。
[Y2] 1914年、版画誌「月映」刊行。
[Y3] 1918年、日本創作版画協会が設立。、油絵中心できた日本近代美術界に一石を投じ、広く浸透した。
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