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摺師
[読み] すりし
[始年] 17世紀後半
[Y1] 木版の摺刷工、俗に摺り屋と言う。
[Y2] 摺師には絵や文字の墨一色ものを摺る墨摺師(ドブヤとも言う)、色摺師、カケ紙や熨斗紙などの小物を摺る熨斗屋の三つの職部類がある。
[Y3] 1672年頃、菱川師信の浮世絵版画以来、明治の化学顔料流入(1868年頃、)まで活躍。
[Y4] 摺師は階級的には彫師より下に見られていたが、事実は彫師に優る勢力を持つ。
[Y5] 一人前になるには7-10年、を要す。
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