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扇面画
[読み] せんめんが
[始年] 9世紀前半
[Y1] 扇に描く絵及び、扇形の絵を屏風に貼った絵などを言う。
[Y2] 762年、扇の記事(続日本紀)。
[Y3] 834年頃、桧の板扇(ひおうぎ)を賜る年中行事(西宮記)。
[Y4] 円融院(在位969-84年)の扇合に桧扇以外に「かわほり(紙扇)」登場。美麗な扇絵はこの頃以降
[Y5] 12世紀後半「扇面法華経冊子」が著名。
[Y6] 室町時代では民間扇屋も登場。
[Y7] 1539年、狩野元信が権利を幕府に要請。
[Y8] 1622年、「扇はみやこ俵屋」(仮名草子竹斎)と宗達工房繁盛。扇面の構図を活かした装飾的で質の高い扇面屏風を多数制作。
[Y9] 1770年、浮世絵では勝川春章・一筆斎文調の「絵本舞台扇」合作物や、春章筆「東扇」のように扇面切抜き指定の地形紙版画がある。
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