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石版画
[読み] せきはんが
[始年] 1798
[Y1] 1798年、ドイツ人ゼネフェルダー(Aloys Senefelder,1771-1834)、石灰石の吸湿・吸油性と、水と油の反発を利用して発明。脂を含んだチョーク等で石灰石に描き、弱硝酸を含むゴム溶剤で定着し水に浸し、インクを一面に付着。水と油の反発でチョーク部分のみ付着する平版法。
[Y2] 19世紀、ドラクロア(Delacroix.1798-1863)、ロートレック(Lautrec,1864-1901)により広まる。
[Y3] 1860年、石版印刷機がプロイセン使節団より日本に献上されたが使用方法不明で放置。
[Y4] 1868年以降、大蔵省紙幣寮や松田緑山(1837-1903)の玄々堂等が普及に貢献。
[Y5] 1988-93年頃、「額絵」が全盛。
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