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挿絵
[読み] さしえ
[始年] 前1世紀頃-
[Y1] 紀元前1世紀、西欧古代の写本挿絵(ペン画やミニアチュール)による写本装飾をイリューミネーションと呼ぶ。挿絵は、書物、雑誌、新聞等に挿入される絵を言い、イラストレーションと同義。
[Y2] 15世紀半ば、活版印刷術が発明、木版挿絵入の版本が現れる。
[Y3] 16世紀後半、銅版挿絵開始。
[Y4] 1662年以降、日本では、草双紙(木版絵入小説)が発達。
[Y5] 1875年、落合芳幾画「平仮名絵入新聞」以来、挿絵の概念。
[Y6] 1885年、硯友社が興り、活版新聞が広まり、挿絵画家が輩出。金色夜叉の武内桂舟、日本画では魔風恋風の梶田半古、鏑木清方が人気。洋画では石井鶴三以降「本絵」と同格となり輩出される。
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