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鉛筆
[始年] 16世紀か
[Y1] 18世紀末フランスの化学技術者ニコラ・ジャック・コンテ(1755-1805)(コンテ社創始者)は、従来天然黒鉛片をホルダではさみ使用していたものを改良、黒鉛片を微粒化し、固着メディウムを加え、練り押し固め人造クレヨン(コンテ)を発明。このコンテを木軸の芯としたものをコンテ木筆と言い、鉛筆の初めである。
[Y2] フランス古典派ダヴィッド等好んで使用、以後今日広く描画材料として普及している。
[Y3] 現代は黒鉛に粘土を混ぜ焼成し、合成樹脂を浸して芯を強化したものを使用。硬質芯をH、軟質芯をBで表示。色鉛筆は顔料を含む色芯を軸の中に入れたもの。
[ID] 3nhbj001
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