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錦絵 see 吾妻錦絵
[] にしきえ
[生年(始年)] 18世紀後半
[Y1] 1765年頃、巨川(旗本大久保甚四郎)、莎鶏ら江戸座の俳人間で絵暦交換会が盛んとなり、中間色を出せる錦のような多色刷版画が開発(画工鈴木春信)。
[Y2] 巨川の私家出版「座敷八景」が好評で再版に「あつまにしきえ」とし発売。
[Y3] 1767年、大田南畝、吾妻錦絵と言う(寝惚先生文集)。
[Y4] 京都西陣の錦機織と対抗し江戸(吾妻)の錦絵、即ち吾妻錦絵と称される。
[Y5] 後、略され錦絵と称される。
[Y6] また、江戸浮世絵全般も上方絵と対抗して錦絵出現以前のものも称される(近世事物考)。
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