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揉み紙
[読み] もみがみ
[始年] 20世紀か
[Y1] 現代日本画で絵の下地として使用。
[Y2] 製法は次の通り、水干絵の具、朱、墨、粒子の細かい岩絵具、箔を顔料に、紙は薄麻紙程度を使用し、初め下地となる色を膠で塗り乾かす、次に別の色を塗り乾かす。
[Y3] 紙の四方から中心に向かい丸め、完全に絞りきったら紙を広げる。二度目の絵具の膠の濃度に応じ、しわの部分の絵具がとれ、独特の効果が得られる。
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