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木版画
[読み] もくはんが
[始年] 9世紀か
[Y1] 868年、敦煌の金剛般若経扉絵制作される。凸版による最古の絵による版画形式か。ホオノキ等の板目を版面とする板目木版と、18世紀以降ツゲの木口を版面とする木口版画の2種あり。日本では770年、「百万塔陀羅尼」が最古の文字による木版画遺品。
[Y2] 1047年、浄瑠璃寺百体阿弥仏(絵画作品)。
[Y3] 12世紀の扇面古写経下絵、縁起絵巻下絵など印仏から発展。
[Y4] 17世紀前半の豪華な「嵯峨本」から大衆化した「丹緑本」を経る。
[Y5] 18世紀前半、浮世絵では丹絵、紅絵、漆絵を経、18世紀後半、多色刷「錦絵」が盛行。絵師、彫師、摺師による木版技術の発展をもたらした。
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