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クレヨン
[読み] クレヨン
[始年] 18世紀末
[Y1] 16世紀初頭、レオナルド、ダビンチ(1452-1519)の手記に「水も油も加えず使える固形彩色料の作り方」が記載される。顔料を油脂や蝋を混合し棒状に練り固めた彩色材料を言う。パス(オイルパステル)はクレヨンより蜜蝋を少なく、やし油などを加えたもの。クレヨンは安価第一主義の結果、耐久性は保証されない。名称の由来は天然の白亜の小片(craie-on)で固形の描画材料の総称
[Y2] 18世紀頃までは、木炭、コンテ、パステル、鉛筆などもクレヨンと称された。学校教育用の画材以外に専門家用として石版やシルクスクリーンの製版用に使用される。
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