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夏珪様式
[読み] かけい ようしき
[始年] 13世紀初め
[Y1] 中国南宋院体画を完成させた馬遠、夏珪の画風を継承する画派。
[Y2] 馬夏共に寧宗朝(1195-1224)の画院の最高位、待詔で、その画法に李唐の斧劈皴を継承。馬は対角線構図の「辺角」「馬一角」「残山剰水」と称される。夏珪は馬より表現主義的。
[Y3] 夏珪の真作は少なく、明の戴進(活躍期1440年頃、)とその一派(=浙派)の摸本である。
[Y4] 1420-1506年頃生存の雪舟は、夏珪真髄の継承者。
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