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狂歌絵本
[読み] きょうか えほん
[始年] 1679
[Y1] 絵を添えて刊行された狂歌本。
[Y2] 1679年、京都で刊行された「古今狂歌仙」に始まるとされ、「卜養狂歌集」などで体裁が整う。
[Y3] 1781-89年、(天明期)、江戸で狂歌が爆発的流行を示し、武家・町人の文化運動として文芸界を風靡。
[Y4] 1784年(天明)以降、喜多川歌麿(1753-1806)、狂歌絵本「画本虫撰」、「潮干のつと」で浮世絵界に地位を築く。
[Y5] 彫摺の技術の進歩で多色摺の華麗な狂歌本が出版。
[Y6] 1789-1801(天明、寛政)年間、傑作が集中。
[Y7] 江戸後期になると多色摺から、淡彩摺が主流となり豪華さを失う。狂歌絵本とも言う。
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