目次へ | トップへ

漢画
[読み] かんが
[始年] 17世紀
[終年] 19世紀後半
[Y1] 9世紀末の「倭画」発生の対立概念としての「唐絵」は、江戸時代まで呼称されたが、室町時代の宋元水墨画の盛行で、江戸時代には「漢画」とも呼ぶ(1691年、本朝画伝/狩野永納)。
[Y2] 漢画の系統は鎌倉末の黙庵(-1435頃)、可翁(14c)、良全(活躍期1328年頃、),明兆(1352-1431)、室町以降の如拙(活躍期1410頃)、周文(活躍期1423-63)、雪舟(1420-1506頃)系(雲谷派を含む)、曽我派、狩野派や、海北派、長谷川派、文人画(南画)派を「漢画派」とされるが、狩野派は漢和統合と自称、長谷川派は和魂漢才。
[URL] 主題分類へ