- 色摺版画
- [読み] いろずり はんが
- [始年] 18世紀後半
- [Y1] 770年、「百万塔陀羅尼」以来、木版が発達。
- [Y2] 1765年頃、巨川、莎鶏ら俳人間での絵暦交換会により、中間色を出せる錦のような多色刷版画(画工鈴木春信)が発達、巨川の私家出版「座敷八景」の再版に「あつまにしき」と記し、吾妻錦絵の語が定着(1767年、寝惚先生文集/大田南畝記)、のち、錦絵と略され、錦絵が浮世絵の代名詞となる。
- [Y3] 1798年、ミュンヘンのゼネフェルダーが石版を発明、ロートレック、アルフォンス・ミュシャらにより多色摺芸術版画として竹久夢二、恩地孝四郎らに影響を与える。
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