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一枚摺 see 一枚絵
[] いちまいずり
[生年(始年)] 17世紀後半
[Y1] 1658-60年頃、菱川師信、版本挿絵から独立した一枚物の版画を制作、一枚絵と言う。当初は墨一色の墨摺絵とよばれる一枚絵。
[Y2] 1673年頃から丹(紅殻)版画を主調に、黄土などを筆彩色した「丹絵」が登場。
[Y3] 1704-16年頃、鳥居清信、清倍が丹絵の一枚絵の美人画、役者絵を確立。
[Y4] 1715年頃から紅を主調、薄藍を加え、奥村政信は「紅絵根元」と自称。
[Y5] 1744年、江見屋上村吉右衛門、見当を工夫(大田蜀山人記)、紅摺絵が出来る。
[Y6] 1764年頃、鈴木春信、多色刷「錦絵」の一枚絵を量産。鑑賞用としての錦絵一枚絵は「浮世絵」の代名詞となる。
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