- 版元
- [読み] はんもと
- [始年] 16世紀末
- [Y1] 1605年頃、角倉素庵、嵯峨本刊行。
- [Y2] 既にこの頃絵本刊本を出版、販売する書肆(=版元)が現れるか。
- [Y3] 1657年、明暦の大火以降江戸根生いの版元(=地本問屋)が活躍。
- [Y4] 版元は作品の企画、版下絵を絵師に依頼。
- [Y5] 完成された版下絵を地本問屋行事、絵名主等に廻し検閲。
- [Y6] 検閲通過(改印押印)後、彫師を選定し廻す。
- [Y7] 彫師が完成した墨板を摺師に廻し、完成した墨摺絵を色ざしの為絵師に戻す。
- [Y8] 彫師は色板を作成し、摺師が完成させる。
- [Y9] 版元はこれらも監督する。
- [Y10] 1686年、「鹿の巻筆」(菱川師重画)で当局の忌憚を受け、版元も江戸払い以降、自主検閲が起こるか。
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