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版画美術
[読み] はんが びじゅつ
[始年] 8世紀か
[Y1] 751年頃、韓国「無垢浄光大陀羅尼経」(文字経)が木版画形式の最古の遺品と見られるか。原画の複製を目的として起こり、近代に至り複製でなく複数の原画概念となった印刷芸術。版の材質で木版、石版、銅版などに、複製の制作方法で凹版、凸版、平版、孔版、拓版に大別される。
[Y2] 770年、日本の「百万塔陀羅尼」が最古の木版画と見られていた。
[Y3] 868年敦煌「金剛般若経扉絵」が絵の版画。
[Y4] 1430年代ライン川流域金工家が主として凹版銅版が最初か。
[Y5] 16世紀末、イエズス会修道士から銅版画、日本へ流入。
[Y6] 1798年、ミュンヘンのゼネフェルダーが石版発明、水と油の反発作用の基づく平版。日本には江戸後期伝来。
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