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[読み] はく
[始年] 6世紀
[Y1] 7世紀前半玉虫厨子台座に切箔あり。箔別名金、金箔は金属的輝きから特殊な感情を与え、平安仏画の荘厳から、桃山金壁障屏画の絢爛と日本画の表現を豊かにしてきた。製法は上澄みと呼ばれる地金(金、銀、少量の銅の合金)を均等に打ち延ばし、四角に切り揃えて作る。大きさは四寸二分角(12.5cm)、三寸六分角(9.8cm)など。赤金(焼金)は純度が高く黄金色。青金は銀の量が多い。水金は更に銀が多く浅い色。銀箔とそれを化学的に熱処理した玉虫箔、黒箔、色箔などある。この他プラチナ箔、アルミ箔などある。
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