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グリザイユ
[読み] グリザイユ
[始年] 13世紀か
[Y1] 13世紀頃を起源とする、一色の濃淡で浮彫り風に描く画法をカマイエー言う。色調の異なる石(縞メノウ)で造ったKameeをも意味する。特に灰色一色をグリザイユと言う。
[Y2] 14世紀ヴァン・アイク兄弟(1370-1426,1390-1441)の「ガンの祭壇画」など彫刻を模して描かれる。
[Y3] 1606-69年のレンブラント(Rembrandt Harmensz van Rijn)及びレンブラント派の下塗りのグリザイユに透明性の強い色彩(いわゆる、おつゆ)を上塗りする油彩技法が著名。
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