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硝子絵 see ガラス絵
[] がらすえ
[生年(始年)] 14世紀
[Y1] 14世紀、透明板ガラスや油絵技法が確立した西欧で成立。硝子の裏面から油絵具か泥絵具で絵を描いたもの。硝子絵は向きを逆に、また通常の絵では最後に彩色する部分を最初に描く必要があり、熟練を要す。
[Y2] 1663年、オランダ商館長、将軍家綱にビイドロ絵等を献上(通航一覧)。
[Y3] 1797年、長崎旅行中の本草学者佐藤中陵、ガラス絵を西洋油法として紹介(中陵漫録)。
[Y4] 1805年、荒木如元、唐絵目利職を辞したが、その原因は石崎融思の硝子画法を盗んだと伝承され、この頃長崎で一般化したか。
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