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風景版画
[読み] ふうけい はんが
[始年] 17世紀前半
[Y1] 17c前半オランダで「風景版画」概念が見られる。最古の山水画思想は宗炳(375-443)、板目木版の現存は868年、「金剛般若経扉絵」(敦煌)であり、我国で12世紀以降経典見返し装飾等に風景の版画が現れる
[Y2] 1677年、菱川師信の名所絵「江戸雀」や18c「浮絵」の影響を受けて本格化し、北斎(1760-1849)、広重(1797-1858)以降流行。
[Y3] 1616年頃、銅版風景版画はファン・デ・フェルデのエッチングが早い例で、レンブラントの「農家と大きな樹のある風景」(1641)等が最も影響を与えた。
[Y4] 1783年、司馬江漢が我が国初のエッチングを作る。
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