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絵本
[読み] えほん
[始年] 生年未詳
[終年] 没年未詳
[Y1] 室町後期(1464-1568)、画譜など手本となる絵を指すが、江戸浮世絵(1620頃-)では絵を主体とした版本を指す。広義には草双紙などの絵入本や画譜などの絵手本をも含む。
[Y2] 1608-15年頃、奈良絵本の流れから豪華な嵯峨本、寛永(1624年、44)頃の丹緑本(墨摺挿絵に筆彩色したもの)が刊行。この頃には絵手本の意味は薄れる。
[Y3] 1672年、菱川師宣、絵入り本「武家百人一首」に初めて署名。
[Y4] 浮世絵絵本絵師として生涯に150種の通俗絵本、風俗絵本を制作、この分野の確立に寄与。
[Y5] 20世紀では、絵画を主とした幼少年用の書籍を指す。
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