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銅版画
[読み] どうはんが
[始年] 1430年頃-
[Y1] 1430年頃、ライン川流域の金工家、銅板刻線の中のインクを転写(=凹版)する加圧機を発明。銅板を硝酸等で腐蝕させ、凹版する版画法を言う。欧州に広まり16世紀以降銅版画は西洋版画の主流となる。銅版画には腐蝕法(エッチング)以外に、直接刻印するドライポイントやエングレービングもあるが、は両者の併用もある。
[Y2] 16世紀宣教師から日本にエングレービングが流入するがキリスタン弾圧で途絶。
[Y3] 1783年、司馬江漢「三囲景図」(神戸市博)で銅版画再興(款)。
[Y4] 1805年頃、亜欧堂田善、エッチング使用。
[Y5] 1855年頃、安田雷洲「東都大地震図」など、洋風画家に、明治以降洋画家に受け継がれる
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