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濃絵
[読み] だみえ
[始年] 15世紀
[Y1] 15世紀(室町時代)、やまと絵障屏画に端を発した金雲を含む濃彩屏風絵は、16世紀には金箔地と金雲の併存による複雑な効果をもたらし、桃山時代に至ると金壁障屏画が大流行した。濃彩画を当時濃絵(だみえ)と称した。
[Y2] 語源的には「たむ」のなまりで彩どることを意味した。
[Y3] 特に金箔押し画面に彩ることを「箔にたむ」とも言う。水墨障屏画に対比して呼ばれる。
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