- 狩野内膳重郷
- [読み] かのう・ないぜん・しげさと
- [始年] 1570-
- [終年] 1616年
- [Y1] 1579年、主家（荒木村重）が滅亡し父池永重光は諸国を流浪。重郷は画を好み狩野松栄門人となる。
- [Ｙ2] 1587年、狩野姓を許される。
- [Ｙ3] 1590年、内膳こと狩野久蔵筆「平敦盛像」。この頃小出播磨守新築に「嬰児遊技図」を描き豊臣秀吉に認められる（画工便覧）。
- [Ｙ4] 1604年、秀吉七回忌の豊国明神臨時祭礼の「豊国祭礼図」を描く。
- [Ｙ5] 1606年、片桐且元、内膳の「豊国祭礼図」を神社に奉納（梵舜日記）。弟子に荒木村重の子岩佐又兵衛との説（追考浮世絵類考／山東京伝）もある。
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