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甲斐庄楠音
[読み] かいのしょう・ただおと
[始年] 1894-
[終年] 1978年
[Y1] 1908年、病弱の為京都府立一中から京都市立美術工芸学校に転校、図案科で谷口香嶠らと学ぶ。
[Ｙ2] 1912年、京都市立絵画専門学校入学。
[Ｙ3] 1915年、同校卒業、研究科に進む。川北霞峰にも師事。
[Ｙ4] 1918年、卒業制作の「横櫛」を村上華岳の勧めで国展に出品入選。以後国展に出品。
[Ｙ5] 1926年、国展「女と風船」を土田麦僊に「穢ない絵」と罵倒され確執が生じる。
[Ｙ6] 1927年、「娘子」「母」。
[Ｙ7] 1928年、「椿姫」。国画創作協会日本画部解散後、岡村宇太郎らと新樹社結成。解散。以後画壇から遠ざかり、溝口健二監督との出会いを機に、時代考証や衣裳など映画関係の職に転じていった。
[Ｙ8] 1976年、「甲斐庄楠音回顧展」日本橋三越）開催される。
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