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信貴山縁起絵巻
[読み] しぎさんえんぎえまき
[始年] 12世紀後半
[Y1] 1160-70年頃、描かれ、奈良信貴山朝護孫子寺に伝わる絵巻。修行僧命蓮と毘沙門天の功徳の物語を流動的な描線で三巻に描かれる。
[Y2] 巻一は詞書は無く、命蓮の鉢が山麓の長者の倉を山上まで運び、長者の懇請で法力で戻す「飛倉の巻」又は「山崎長者の巻」と称される。
[Y3] 巻二は醍醐帝病気平癒の絵詞二段の「延喜加持の巻」。
[Y4] 巻三は幼くして別れた姉の老尼公が東大寺大仏の夢告で命蓮と再会する絵詞二段の「尼公の巻」。
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