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雲谷等顔
[大分野] 漢画系
[中分野] 雲谷派
[分野] 雲谷派-雲谷等顔
[流派] 雲谷派
[父(家業)と続柄] 原豊後守直家(肥前国藤津小領主)の次男(萩藩譜略)。
[子名] 雲谷等益
[師匠等] 雪舟に私淑。初め狩野松栄(扶桑名公画譜)、狩野永徳(丹青若木集)。雲谷庵主周徳に
[職業等] 武家画人
[得意分野] 水墨山水図
[画風] 梁楷の一気可成の古格ある人物と雪舟様の水墨山水を桃山的大画面様式に適合させた画風。
[評価] 敗戦で実家が絶え、画事で毛利藩に仕え、雪舟の山水長巻と雲谷庵を与えられ、雪舟三代を名乗り、雲谷派を立てた。山水長巻のもう一軸は等伯も求め(丹青若木集)雪舟正系を争ったという俗説が江戸時代に流布した。
[読み] うんこく・とうがん
[ENG] UNKOKU, Tougan
[名号] 号:等顔,本名:原治兵衛直治(萩藩譜略),原治兵衛直儀(画家系略伝),狩野等顔とも称す(毛利家関係資料)
[形式区分] 人名
[形態区分] 平面芸術
[名読み] とうがん
[名号読み] とうがん=等顔,はらじへい=原治兵衛,なおはる=直治,なおよし=直儀,かのうとうがん=狩野等顔
[地名] 佐賀
[旧地名] 肥前
[始年] 1547-
[終年] 1618年
[大時代] きんせい
[時代] 桃山時代
[地方] 19九州
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