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信海
[大分野] やまと絵・仏画・神道画系
[中分野] 絵仏師
[分野] 隆信派
[流派] 隆信派
[父(家業)と続柄] 藤原信実の四男(尊卑分脈)
[類縁] 兄:藤原為継(尊卑分脈),専阿弥陀仏(親鸞聖人像裏書)
[師匠等] 藤原信実か,僧:元杲
[職業等] 画僧(法印)
[得意分野] 仏像
[画風] 「不動明王像」は伝統的形式にとらわれない図様で、白描特有の鉄線描ではなく濃淡のある肥痩線により描かれ、そこに中国の水墨画の影響がみられる。
[評価] 信海は「尊卑分脈」によれば信実の四男で醍醐寺の僧で法印に叙せられたとあり、その作品がこの信海によるものであれば、似絵の家系にふさわしいものといえる。但し、当時醍醐寺に信海を名のる僧がもう一人いた。
[読み] しんかい
[ENG] SHINKAI
[形式区分] 人名
[形態区分] 平面芸術
[名読み] しんかい
[地名] 京都
[旧地名] 京
[始年] 生年未詳
[終年] 没年未詳
[大時代] ちゅうせい
[時代] 鎌倉・南北朝時代
[地方] 16近畿
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