其の十七 御翳(おんさしば) 4本

巨大な扇である御翳は神人(じにん)によって担がれます。黄色の袍に烏帽子という装いは,神人の正装です。御翳は,神聖なものを包み隠すためのもので,行列の後には重要な御神宝で,祭神を象徴する太刀・旗を背負った社家騎馬(其の十四・十五)が続きます。御旅所では,本殿に面する拝殿外側の柱に建てかけられます。(10月21日公開)