〔木挺(五)〕

(宮へ950-197)

木挺(五)の図 此木梃(てこ)は一端を

支へ一端に錘(おもり)

掛く力を用ゐる

所中間にあり支

点の方に近つく

なり下の図皆此

理なり

手前の螺旋(ねじ)にて

支へ其近き処に力

を用ゐ先の一端に

物を挟(はさ)み働(はたら)きを

なす

長き板の一端

を地に支へ一端

を器械(きかい)に釣り

中央以下の

処を踏(ふ)み働(はたら)

をなすもの

なり



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Last updated: 2012/07/23