五〔瓦屋〕

(宮へ950-196),(宮へ950-197)

五〔瓦屋〕の図
十五

瓦師(かわらし)は家根(やね)

の模(も)やうを見(み)

(むね)がはら谷(たに)がはら

巴瓦(ともえがはら)など入用(いりやう)

の品(ひな)を見

つもり

瓦屋(かはらや)より

(しき)いれやはら

かな土(つち)を家根(やね)

のせ其上(そのうへ)へなぞへに

高下(たかびく)なきよふに

かはらをすゆるの図(づ)

是も左官の仕事

にてのこぎりをいれ

板はめなとのところ

しつくひにて布

目なども

ぬり込む

をきづりと

いふ



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