第九〔造作づくり〕

(宮へ950-196),(宮へ950-197)

第九〔造作づくり〕の図
家づくり建前舗理のうへ

造作に取か丶る是はすへて

内法の取付もの丶事をいふ

趣の其好に随ひ大工の種

々工風をこらし次第ありとは

いへどあらかじめまづ天井

敷居かもひ床戸棚板の間

并縁側台所廻り板流し

雪隠などを夫丶

取つけ拵へるの図

出格子

又はれんし窓など

さらし竹にて二三寸

おきに打付るもあり

総て

此図は

造作廻りを

拵へるところ



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