造作に取か丶る是はすへて
内法の取付もの丶事をいふ
趣の其好に随ひ大工の種
々工風をこらし次第ありとは
いへどあらかじめまづ天井
敷居かもひ床戸棚板の間
并縁側台所廻り板流し
雪隠などを夫丶
取つけ拵へるの図
出格子
又はれんし窓など
さらし竹にて二三寸
おきに打付るもあり
総て
此図は
造作廻りを
拵へるところ