近年、欧米の学術コミュニティを中心に、各機関で所属する研究者の研究成果などを蓄積してインターネットで公開する「機関リポジトリ」が盛んになってきています。
平成9年度に導入された筑波大学電子図書館システムは、この理念を先取りし、学内で生産された学術資料の電子化と発信に取り組んできました。
「つくばリポジトリ」(Tulips-R)は、これまでの電子図書館システムの蓄積をもとに、国内最大級の機関リポジトリとしてスタートを切りました。
機関リポジトリとは、大学の研究成果としての知的生産物を収集・公開・保存するインターネット上に設けられた学内共有の保存書庫です。
機関リポジトリは、学術雑誌の価格高騰を契機として、研究成果の流通を学術コミュニティの手に取り戻そうとする新しい学術情報流通モデル「オープンアクセス」から生まれました。
学術論文の著者である研究者が、その最終原稿を機関リポジトリに登録し、無償で公開することにより、研究成果へのアクセスが拡大し、そのインパクトを高めることができます。
Last updated: 2011/10/20